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子どものそばに動物(ペット)がいることで脳と心が育つ?覚悟して!情操教育は親力から生まれる!

子どものそばに動物(ペット)がいることで脳と心が育つ?情操教育は親力から生まれる!

私は、子どもの心を育てるのは幼少期の頃からペットがいたほうがいいという意見に同意しつつも、何だか違和感を感じています。

子どもの教育にいいからという目的だけでペットを受け入れて、すべての家庭で動物たちが幸せな時間を過ごしているわけではないからです。
子どもにやさしい気持ちが育ってほしい…と、子供の心を育てるための情操教育も大切だ、命の大切さを身近に感じることができると考えている親御さんは数多くいらっしゃると思います。

 

情操教育は親力から生まれる

 

犬と近所の子ども達と身近にあった出来事

愛犬チワワの若葉と散歩をしていると、小さな子どもが「ワンワン!」と寄ってきます。

若葉は孫と一緒に育っているので、子どもに攻撃的な態度はとらないし、噛むこともありません。

動物といっしょに暮らせない子が、動物にやさしい気持ちで接してきてくれる気持ちを大切にしたいと思うので、そばにいる親御さんに「子どもが触っていい体質で、触らせてあげていいのか?」などを聞いた上で、私が抱っこして子どもに触らせてあげます。

「フワフワでしょ」「かわいいでしょ」「温かいでしょ」と声かけをしています。

「生きている=動いてあたたかい」と知ってほしいからです。

数年前の出来事で、ジッとしている(おとなしく耐えている)若葉に公園で遊んでいる男の子に「動かないの?スイッチはどこ?」と聞かれた時は、びっくりし過ぎて言葉を失いました。

子どもでもいろいろな子がいて、乱暴な子。
わざと足をバタバタ音を立てて追いかけて、動物がビックリするのを楽しむ子。

それを見ているにもかかわらず、注意しない親。
スマホをしている親!

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子どもが動物に接しようとしているときの態度は、普段の親の躾やどんな風に子どもに語りかけているか、はっきりわかります。

動物を大切に思ってくれる親御さんは、若葉がいやがっていないか注意して接してくれるし、動物を触ろうとしている子どもと若葉のことをやさしい目で子どもと目線をあわせるために体勢を低くして見ています。

その後、話をしていると、自分のマンションでは動物禁止だから、動物を迎えてあげられないことや、十分に面倒を見てあげられなから動物といっしょに生活できないことなど、動物の幸せを思って我が子が動物を欲しがっても迎えていません。

私は、その「やさしい気持ち」で子どもに接していれば、動物がいなくても子どもの心は十分に育つ環境なのだと思うのです。

安易に動物を迎えて、あってはならない話も耳にします。

  • 子どもの教育だけで、犬を買ってきてうるさいから店に返して返金要求
  • 病気になってお金がかかるから保健所
  • 家族旅行をしたいから数日お留守番させて、暑い部屋で死なせてしまった

子どもの心の教育どころか、悪影響でしかない話がたくさんあります。

動物は子どものおもちゃではない。

動物は教育の道具ではない。

情操教育のために動物を迎えて、本当に子供のためになるのか疑問に思う事もあるのです。子どものそばに動物(ペット)がいることで脳と心が育つ?情操教育は親力から生まれる!1
でも、孫と若葉の関係を見ていると、動物と子どもって言葉がいらない関係で、5歳と2歳の孫を犬が守ったり、孫が犬を守ったりと、強い信頼関係がありその中でやはり感じるのは、自然に命の大切さを知り思いやりが生まれるものだと感じます。

昼寝では孫2人といっしょに並んでいる若葉を見ていると、本当に微笑ましい…かわいいです。

犬の躾としては並んで寝ることが良いのかは疑問視されるのかもしれませんが、若葉が孫といっしょにいたいのです。

 

情操教育の本来の意味やペットが子供に与える影響や効果

情操教育の本来の意味は何でしょうか?

情操教育とは

道徳的、芸術的、宗教的などの社会的価値をもった高次な感情ないし意志を養うための教育。

<コトバンク 参考>

動物との生活で良い面
命の大切さが実感できる

昔は2世代3世代と同居が多く、近所の付き合いが多かったため、知っている人の死をなどの出来事をを間近に感じる機会がありましたが、核家族化でその機会が減りました。

死によって二度と会えない悲しく苦しい気持ちの経験が少いのです。

「命は大切に」と言われて頭ではわかっていても、その言葉の意味をより理解できる方法の1つが動物との生活で、”命について知ることができる”ということです。

 

動物の世話をすることで責任感や我慢することを覚える

動物と生活を共にする以上は、食事の準備・トイレなどの掃除・散歩など、毎日のお世話が必要です。

毎日お世話をすることで、自分が世話をしないと動物は生きていかれないと責任感が芽生えてきます。

動物と生活をすると決めた場合、動物を連れて来る前に、子供と一緒に動物について詳しく勉強して、親も覚悟をしましょう。

食事を用意することができないと親がイライラして怒鳴ってしまうのではなく、子どもには言葉で導く根気が親にも必要になります。

色々考えたうえでペットを飼ってみようと思ったら、飼う予定の動物についてまずは子供と一緒に勉強しましょう。

子どもの年齢にもよりますが、動物の習性を調べて、いかに快適に過ごせる環境ができるかということを子供と一緒に考えてみましょう。

生まれる前から犬やうさぎといっしょに過ごしている孫は、5歳になると自分のごはんの時間と共に犬のことを考え、夏になると地面の熱さの確認も頼まなくても教えてくれます。

「ばぁば!今だったら若葉ちゃんのお散歩大丈夫だよ!」と若葉の足がやけどしないようにいつも気にしてくれています。

様々な場面で、人間と動物はいっしょに暮らしていても気をつけてあげなければならないことがあると気を使えています。

我家は手づくり食なので犬が食べてはいけない物を知り、自分のおやつ作りでも、犬用のバージョン(小さくして砂糖抜き)して作ってくれます。

自然に感じて対応してくれるのは、やっぱり生まれた時には若葉が側にいて、いっしょに過ごして…いっしょに成長し、世話をしているからなのでしょう。

逆効果になる場合

ペットを飼うときに気を付けて置かないと、子供にとって逆効果になることもあることを親御さんは十分覚悟していただきたいと思います。

動物ための費用がかかる

動物と生活をするには食事代の他に、予防接種代・病院代・おもちゃなどの費用がかかり、散歩が必要な動物の場合は動物のために費やす時間が必要です。子どものそばに動物(ペット)がいることで脳と心が育つ?情操教育は親力から生まれる!2

毎日です。

動物が健康で毎日幸せに暮らせるような環境を整えてあげて、それを動物が亡くなるまで維持することが大切です。

動物の病気やケガの治療費は結構かかります。

そのときの親の「これ以上お金をかけられない」と大人の事情で、子供に意見も聞かず治療を受けなかった場合、最後の判断を親に任せにすることで無責任に苦しい状況から逃れる子供の心はどうなっていくのでしょう。

親も一緒に動物の世話をやりとおす覚悟をもたなければ、情操教育の意味がなくなってしまいます。

子供は親の姿を見て育っている

親が決まった時間に声をかけながら食事をあげたり、定期的に掃除をしたりしている姿を見て子供もやってあげたい気持ちになったり、命に対しての責任が生まれるのです。
子供に任せっきりにして食事の時間を過ぎたことなどで怒ったりすると「この子がいるとママに怒鳴られる!だから邪魔!」など情操教育どころか、動物虐待などの逆の発想に繋がってしまう危険性さえあるのです。

よく考えて動物を迎えて下さい。

できそうにないと少しでも感じたら、ペットを飼うことはやめましょう。

 

はじめは植物で練習してみては?

孫はプチトマトなどの野菜も花壇やプランターで育てていますが、動物ではなくても植物にも育てる楽しさや収穫の喜びなど、命を育むことをじゅうぶんに感じられています。

朝お水をあげなければ、幼稚園から帰ってきた時には、元気がなくなっています。

植物の手入れで子どもが感じるものはたくさんあるのです。

子どもの興味のあるものが優先

昆虫に慣れていない母親が多いのでは?

私には2人の息子がいますが、昆虫を連れてきた時は本当に泣きそうな気持ちでした。

でも、子どもの興味があるのは「昆虫」だったのでしょう。

顔で笑って心で泣いて、1週間育てたのですが、子どもの方から「メスがいないとカブトが増えないから」という理由で捕まえた場所に返してあげることにしました。

親は昆虫が嫌いだからダメ!でも親が好きな犬ならいいよという理屈は子どものためではないですよね。

でも、親が猫アレルギーであるとか、金銭的・時間的に動物との生活に無理があるなど、理由がきちんとあるのでしたら、そのことを話して親側の理由を子どもが理解できることも優しさを育てることになると思います。

 

親力

子どものためにと思っても、逆効果では家族の気持ちが離れていき、親に対して不信感が積もってしまう原因にもなってしまいます。

その対応や育てるための指導は「親力」だと思うのです。

子どもが2歳であるならば、親になって2歳なのです。

迷うこともあるでしょう。きっと不安なことばかりかもしれません。

でも、子どものことを一生懸命考え愛している心は伝わります。

動物に対して親の接し方などの生き方が子どもの見本となるので、親御さんが動物について考えることから、子どもの情操教育の方向性を考えて欲しいと、動物と過ごしている私は切に願います。







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