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エンプティカロリーは危険!菓子パンの食事でプロ野球選手が球団に交渉

 

[最新更新日:2020年2月16日:追記]

エンプティカロリーは危険なのか?人体への被害は?

エンプティカロリーとは、カロリーは高いけれど、体に良い栄養がほとんど含まれていないということを意味です。

エンプティカロリーは、ジャンクフードやアルコール飲料に多く含まれている。

USDA (アメリカ合衆国農務省) は「少量のエンプティカロリーは良いが、殆どの人は健康を害する量を摂取している」と助言しているようです。

菓子パンには体が必要としている栄養素は、まったくといっていいほど含まれず、カロリーだけは多いために「エンプティカロリー(空のカロリー)」と呼ばれます。

主に、菓子パン、ケーキ、ドーナツ、ファストフード、スナック、アルコール、炭酸ジュース、砂糖などです。

食べても栄養になっていないことから、体型はぽっちゃりしていても、栄養失調状態になりやすい食品で、エンプティカロリーを摂ると、摂取したカロリーをエネルギーに変える栄養素が含まれていないため、体が混乱します。

このようにエネルギーに変えるための栄養素が不足している場合、血糖値が急上昇したままになり、それはとても危険なことで、血糖値を下げようとするために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、このホルモンが出すぎると、今度は「血糖値」が異常に低くなってしまいます。

そのことを「低血糖」と呼ばれ、更に体は危険な状態になります。

 

人体が危機的被害!プロ野球選手が球団と交渉「オリぱん問題」

プロ野球のオリックス・バファローズの伊藤光捕手が契約更改交渉内容で、「食の有り方」を広げてくれた「オリぱん問題」は、スポーツ選手だけの問題ではなく、子どもたちにも言えることです。

「オリぱん問題」とは、主催試合の終了後に球団から提供される食事について、「菓子パンが多い!全員に行き届いていないこともある!栄養は大丈夫なのか」と1時間半の交渉の大半を待遇改善の訴えに費やしたというエピソードです。

オリンピック選手の食事管理は徹底されていることが多いと聞いていましたが、プロスポーツ選手の食事の提供が菓子パンとは、大変お粗末なものだと私も思う。

確かに私も疲れた時に「甘いもの」が食べたくなりますし、世の中で販売されている菓子パンはとてもおいしいので、子どもの3時のおやつにも母親は出すことが多いのではないでしょうか?

プロスポーツ界は、意外なほど食事に無頓着で、子供たちのスポーツチームについても、栄養に無関心なことが多いということが報道され、私もショックを受ける話でした。

プロ野球関係者が「スポーツをやっている子供に怪我が多いのは、食事の内容に問題があるのかもしれない」と疑っているとのことです。

子どもがスポーツをするにあたり精神論もあると思いますが、健康を考えてスポーツをしている子供たちの食事がお粗末であることは、とても残念です。

菓子パンというのはあくまで食の問題の象徴であり、体が資本であるスポーツ選手に対して球団側が、その程度の関心しか抱いていないということが問題だと言っているのでしょう。

激しい運動で多くのカロリーを消費したプロ野球選手が菓子パンを食べるということは、栄養面では大きな問題なのです。

 

「食は、自分という資産への投資である」

仕事で不規則な社会人や、体力を必要とする仕事やスポーツ選手、そして成長期の子どもや、受験勉強中の学生。

だれもが未来のために頑張っています。

塾に忙しく、ファーストフード系や菓子パンで夕食を済ませてしまう状況が、体に良い訳がありません。

普段の自分の食生活が、自分をつくり、育て、いざという時に修復に役立ってくれるということは、知っておかなければならない事実で、食は最も効率のいい、自分という資産への投資だと思います。

 
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