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子どもの人間関係で教えてあげたい3つのこと!親との信頼関係は?

 

[最新更新日:2020年1月31日:追記]

子どもの人間関係って?

子どものいじめが社会的問題になり、我が子が友達や学校でうまくやっているのか気になるし、物騒な事件が多い中、人を信じていいの?ダメなの?と親自身も子どもに何と言っていいのかわからない世の中です。

地域で育てるという理想もあるのだけど、近所の人絡みの事件もありますね。

ある事件では、自分の子と仲良くしている子を殺害した親もいた。

私は、孫に対して、どうしても…どうしても…「人を信じる」という素晴らしいことを教えることができない。

ん・・・この言い方は偽善者的な言い方かな?

人を愛することは素晴らしいことなのに…でも、自分を愛していなければ、人も愛せない…ともいうし…。

子どもの世界での人間関係も、孫や周りの子どもたちをみていると、複雑というか…口が達者な子が多く感じられ、生意気とも感じます。

その口調で、大人に話しかけたら、反感をかうのでは…とも思う。

事件になるであろう大人の巧みな甘い言葉を、子どもたちに何と言ったらいいのでしょう。

子どもの人間関係について、何を伝えたらいいのか?

 

大切な時期は親の信頼関係が必要!教えてあげたい3つのこと

親は必ず子どもよりも先に旅立ち、ずっと守ってあげられません。

子ども自身で問題解決能力がなければ、生きていかれないんです。

だから、人間関係は自分で切り開いてもらわないと、苦しむのは子ども自身です。

でも、子どもが大人になるまで背中で教えていく道しるべは、親の役目。

子どもは、その親の人間関係のあり方を、ちゃんと観察しています。

その子ども時代は、何事も生きていく価値観の基本となります。

重要な時期なので、生きていくための基本は伝えておきたいですね。

子どもが人間関係力をつけていくには、子どもが親の愛情を実感でき、親を信頼できるようにしてあげることが大切なのではないでしょうか。

子どもは生まれてから最初に経験するのは親子の人間関係の構築であり、そこから親のことを信頼できた子は、その後の人間関係も信頼を土台にしてつくっていけるからです。

この物騒な世の中、大人さえどうしていいかわからない人間関係ですが、他人の危険性を伝えながらも、社会に出て信頼関係を築いていかれることを教えていくのは、とても難しいです。

子どもに教えてあげてほしいと思うこと1つ目:感謝の気持ちを自然に持てる子どもに!

頭でわかっていても、自分に不利なことや損することを感じた時、感謝の気持ちをもつことは大人でさえも大変なことです。

何事も損得勘定をしていると、人は離れていきます。

そんな大人の姿を、子どもはしっかり見ています。

自分で子どもにそのような姿を観察されている中、大人は子どもには理想論を押し付けます。

結局、子どもは人間関係の構築を面倒くさいと感じ、ひとりで過ごすのがラクであるという判断をするのです。

しかし、生きていくということは、ひとりでできることではありません。

社会に出てから誰もが気付くのは、知力や能力があっても、人間関係力が未熟だと仕事を成し遂げることができないということです。

難しいテスト問題を解く能力が、必ずしも仕事に生かせるとは限らないことを、まざまざと感じます。

それは、仕事が一人で完結するものではなく、人間関係や組織を必要とするからです。

逃げられることなく生きている限り、人と関わっているのです。

食べることひとつでも、農家の方が野菜をつくり、イチバの方が市場に流し、販売人から野菜を入手し、誰かが加工し食べる。

自然に感謝し、食することに感謝し…そんなことを考えていると、やっぱり一人では生きていない。

やはり、自然と多くの人々に「感謝」や「反省」の気持ちを伝えられ、ありがとう…ごめんなさい…と素直に言えるように教えてあげたいと思うのです。

 

子どもに教えてあげたいこと2つ目:思いやりをもつことは楽に生きられること

思いやりがあることは他人に対していいことのように感じられますが、本人も気持ちがとても楽になることでもあります。

気をつかっていい子ちゃんに見えるように思いやりを表現するのではなく、自然な気持ちから溢れるような“思いやり”のことです。

保育園・幼稚園・学校と幼児の時期、どんな子がモテると思いますか?

スポーツが上手で、勉強ができて、見た目もカッコいい・かわいいと三拍子そろった子は、クラスの人気者になるのではないだろうか?

実際、保育士の経験がある私から見ても、クラス替えをして4~6月くらいまでは、こうした子が人気です。

パッと見がよい…容姿や洋服が子どもが好みそうなものを着ている。

そのようなクラスの中心だった子でも、他人に対して「思いやり」が見えない場合、ほとんどの子がその子のことは避けていきます。

スポーツができるからこそ、ルールを変えてしまったり、出来ない子を非難したり、 傷つく言葉で友達を泣かせたり、悪口を言うなど、その子が自己中(自己中心的)な性格であると、居心地が悪くなったと友達は去っていきます。

その反対に、スポーツが得意でなくても、見た目が地味で、面白いことも言わない静かな子でも、思いやりのある子はだんだん好かれるようになります。

当たり前でしょ?だって、その子といっしょにいると穏やかな気持ちになれるんですもの…

思いやりのある子がいつも多くの友達に囲まれているとは限りませんが、子どもたちをずっと見ていると、誰が優しく接しているかがわかります。

何かに困った子は、思いやりのある子を探すんです。

子どもの友達関係というのは不思議なもので、いつも一緒に遊んでいる子同士が必ずしも好意を感じている者同士とは限りません。

あまり好意を感じていないのに、いろいろな子ども事情で一緒にいることもあるようです。

だから、表面的な付き合いで子どもの人間関係を判断してはとても危険です。

密かに好かれている子

クラス中から密かに好かれている子は多くの場合、いつも相手の気持ちを考えて話したり行動しています。

友達が嫌がることはしないし、傷つけるようなことは言わない。

友達が泣いていたら声をかけてあげることができています。

自分が主張したいことも相手の気持ちを考えながら話すことができる。

このような子はなかなかいませんが、必ずクラスには数人います。

思いやりを持った子に育てることは、親が子供にどのように接しているか?…がキーポイントです。

親の役目です。

 

子どもに教えてあげたいこと3つ目:ひとりでいる力が必要な時代

ひとりぼっちでいたほうがよい…ということではありません。

自分の生きていく道で、常に人とつるんでいるような関係は、自分自身が成長しない場合があるのです。

 

「友達たくさん」は大人の幻想かも

友達がたくさんいることがすばらしい…と刷り込みされていませんか?

そのために、メールやラインに振り回されている子が増えているような気がします。

現代の子どもたちは幼稚園や保育園時代から「友達をたくさん作ろう」という教育を受けていますね。

親も友達の数は多い方がいいという幻想を持っているのではないでしょうか?

もちろん、たくさんの友達に自然に囲まれているのであれば、幸せなことですよ。

友達は大切です。

でも、振り回される対象になることもありますよね

 

自分の世界を持っている人はとても強いです。

一人になっても困らないし、仮に一時的な仲間はずれになっても、熱中することがあると自分を支えてくれるし、いつかは自己中人間から友達が離れ、自分の元に戻ってきます。

私、40年前のことですが…(苦笑)授業中回ってきた「○○ちゃんを今日から無視する」というメモを無視して、○○ちゃんと話をしていたら、翌日から私まで無視されました。

でも、その行為を苦しく思った私の友達が、「ごめんね」と謝ってきて、その後メモを回した子と話し合いをして解決したということがありました。

私の場合は、それだけで解決したのでよかったですが、もっとひどい状況になった可能性もあるので、その方法が得策かどうかはわかりません。

ただ、言えることは、趣味に熱中できるタイプだったので、1ヶ月の無視に耐えられました。

一人でいる力を身につけるには何かに熱中する体験が必要だと思います。

ひとりでいるのがいいと、言っているわけではありませんよ。

 

人生、必ず何かにぶつかります。

でも、必ずしもうまくいくとは限りませんね。

そんな時、何もしない引きこもりになるということは、とても悲しいことです。n03

楽しんで集中できる場所があったり、興味が持てることがあることは、人生にとって大切なことだと思うのです。

学校ではうまくいかない時間も、習い事先や地域での友達とはうまく付き合っているという場合もあると思うのです。

何事もない学生生活を送れるとしても、子どもが好きなことに熱中できるように親が支援できるといいですね。

子どもは何かが好きでも、自分の力だけではそれを広げたり深めることはできません。親の手助けが必要です。

親や教師はとかく、みんなよりうまいとか、早いとか、点数が高いことを評価しがちですが、そうではなくて、独創性や個性を褒めることが一人でいる力を身につける上で、一番大事なことだと思います。

それは
「自分が親に受け入れられている、愛されている、親は絶対私を信じてくれている」

…ということを子どもに実感してもらえることです。

子どもの人間関係を築くのは、親子の信頼関係…愛情です。

それは「自分が親に受け入れられている、愛されている、親は絶対私を信じてくれている」ということを子どもに実感してもらえるような言葉かけや行動が重要なのだと思います。

理解と受容と共感によって親の愛を実感している子は人間としての根源的な自信を育み、人への思いやりも持てるようになる。

<「友達力」で決まる!  抜粋>

 

重要なことは親が愛情を持っているだけでなく、子どもが実感しているかどうかだと思います。

愛のムチは親の言い分であって、子どもから見れば単なる八つ当たりや、ひどい仕打ちに過ぎない場合が多いのではないでしょうか。

 

 
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